株式会社木下抗菌サービスは、キノシールドの蚊に対する忌避効果試験の結果を取得しました。
この度、キノシールドを手掛ける株式会社木下抗菌サービス(東京都新宿区、代表取締役社長川村卓也)は、株式会社食環境衛生研究所において蚊に対する忌避効果の試験結果を取得いたしました。
【試験概要】
ヒトスジシマカ(雌成虫)が50匹入ったケージに、キノシールド(光触媒コーティング剤)を噴霧した手ぬぐいを右腕に一重に巻き、左腕には通常の手ぬぐいを一重に巻き、それぞれの前腕を 各ケージに挿入。
時間ごとにそれぞれの腕に何匹の蚊がとまっているか(ランディングしているか)を観察する方法にて実施いたしました。
結果、キノシールドを噴霧した手ぬぐいは通常の手ぬぐいに比べ、88.9%蚊を寄せつけない効果を示すという結果になりました。
「キノシールドをコーティングしてから部屋で虫を見かけることが少なくなった」とお客様からの声がパートナー会社様を通して多数寄せられました。
この寄せられた情報がきっかけとなり、本試験を実施するに至りました。
世界では、マラリアやエボラ出血熱に代表される蚊を媒体とした様々な感染症の脅威にさらされております。
今回実施した試験結果は、マラリアやエボラ出血熱のような人類が抱える課題の一つの打開策として期待できます。
また、キノシールドを繊維製品やガラス・網戸などに噴霧することで、新たな効果が発現する可能性を見出せました。
キノシールドは、木下グループ一丸となって取り組む抗菌・検査・消毒事業の一つの柱として、今後とも研究開発を重ね、皆様に安心していただける生活空間を創造してまいります。
※本試験結果はあくまで研究所における限定された空間での基礎研究であるため、決して実環境での効果を謳うものではないことをご報告させていただきます。また、因果関係の究明につきましても継続して研究を行って参ります。