ムルボック湿地保護林における「木下の森」マングローブ林再生プロジェクトを開始のお知らせ
この度、木下グループ(本社:東京都新宿区/CEO:木下直哉)は新たにマレーシア・クダ州ムルボック湿地保護林における「木下の森」マングローブ林再生プロジェクトを開始することが決定致しました。
木下グループは、お客様によりよい住環境を提供するとともに、森林生態系の保護と、持続可能な資源の利用を目指し、積極的に環境保全活動に取り組んでいます。
プロジェクトは2019年度から5年間のプロジェクトとなり、1年間で10,000本の苗木を植えます。
地域の小中高生、マレーシア理科大生などが参加する植林プログラムの実施や、住民参加型自然保護活動地として、外部の団体等が植林を体験するプログラムも実施致します。
《ムルボック湿地保護林とは》
ムルボック湿地保護林は、ペナン島から車で南北ハイウェイを北上し、約1時間の地域に位置します。
同保護林の総面積は4,176haで、18の区画からなりたっており、クダ州森林局の管轄下にあります。
ムルボック湿地保護林の周辺には、村落、町、住宅地、水産養殖池、自然公園などがあります。
マングローブ林の生態系に特有の32種の樹木からなり、世界で最も植物的学的に多い多様なマングローブ林の一つとされており、動物相の宝庫でもあります。
《過去の取り組み》
2007年マレーシア・ボルネオ島サラワン州にあるアペン保護林内(29年3月に国立公園/永久保護区へと昇格)に「木下の森」を創設しました。
2007年から10年計画で、かつて伐採が行われた二次林地域において、地域住民の方々にご協力をいただきながら植林活動を実施してきました。植林した樹種は、東南アジアの熱帯雨林を構成するフタバガキ科在来種で、主にエンカバン・ジャントン、カポール・ブキット、メランティ・サラン・プナイ、スランガン・バトゥ、在来種以外では、地域住民が森を活用し、持続的な活動ができるように、有用樹種としてゴムノキを一部混食したほか、果樹としてドリアン、タラップ、スターフルーツ、ランブータン、プタイなど、10年の活動で、303ha分(およそ東京ドーム64個分)計63,374本の植林を行いました。
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